--- sidebar_position: 1 _i18n_hash: 3cd3648cd037fe21e115e135f0c9fa5b --- # 非Docker環境でのインストール Dockerを使用して`Tianji`をインストールするのが最善の方法で、環境問題を考慮する必要がありません。 しかし、サーバーがDockerをサポートしていない場合は、手動でインストールすることができます。 ## 要件 以下が必要です: - [Node.js](https://nodejs.org/en/download/) 18.12+ / 20.4+ - [pnpm](https://pnpm.io/) 9.x(9.7.1が推奨) - [Git](https://git-scm.com/downloads) - [postgresql](https://www.postgresql.org/) - [pm2](https://pm2.keymetrics.io/) - Tianjiをバックグラウンドで実行するため - [apprise](https://github.com/caronc/apprise) - オプション、通知が必要な場合 ## コードのクローンとビルド ```bash git clone https://github.com/msgbyte/tianji.git cd tianji pnpm install pnpm build ``` ## 環境ファイルの準備 `src/server`に`.env`ファイルを作成します。 ```ini DATABASE_URL="postgresql://user:pass@127.0.0.1:5432/tianji?schema=public" JWT_SECRET="replace-me-with-a-random-string" ``` データベースのURLが正しいことを確認し、データベースを事前に作成しておくことを忘れないでください。 詳細な環境設定については、このドキュメントを参照してください [environment](../environment.md) > 可能であれば、エンコーディングがen_US.utf8であることを確認することをお勧めします。例:`createdb -E UTF8 -l en_US.utf8 tianji` ## サーバーの実行 ```bash npm install pm2 -g && pm2 install pm2-logrotate # データベースのマイグレーションを初期化 cd src/server pnpm db:migrate:apply # サーバーの起動 pm2 start ./dist/src/server/main.js --name tianji ``` デフォルトで、`Tianji`はhttp://localhost:12345で実行されます。 ## 新しいバージョンへのコードの更新 ```bash # 新しいリリース/タグをチェックアウト cd tianji git fetch --tags git checkout -q # 依存関係の更新 pnpm install # プロジェクトのビルド pnpm build # データベースのマイグレーションを実行 cd src/server pnpm db:migrate:apply # サーバーの再起動 pm2 restart tianji ``` # よくある質問 ## `isolated-vm`のインストールに失敗する Python 3.12を使用している場合、以下のようなエラーが発生することがあります: ``` ModuleNotFoundError: No module named 'distutils' ``` これは、Python 3.12が`distutils`を組み込みモジュールから削除したためです。現在、これに対する良い解決策があります。 Pythonのバージョンを3.12から3.9に切り替えることで解決できます。 ### brewで制御されたPythonでの解決方法 ```bash brew install python@3.9 rm /opt/homebrew/bin/python3 ln -sf /opt/homebrew/bin/python3 /opt/homebrew/bin/python3.9 ``` その後、`python3 --version`でバージョンを確認できます。